最近では、兵庫県・斎藤元彦知事に対しての激しい言動などでも注目されている、著述家・菅野完(すがのたもつ)さん。
菅野完さんのことを検索すると、なぜか「入れ墨」「刺青」といったキーワードが関連ワードに出てきます。
一部ネットでは、菅野さんと思われる人物の左腕に大きな和彫りの刺青が入った画像が出回っており、「これは本物なのか?」と話題になっているようです。
今回は、菅野完さんの入れ墨疑惑について、実際の画像や本人の発言、整形による除去の可能性、そして世間の反応まで含めて詳しく調査しました。
菅野完の入れ墨画像は本物?
まずネットで拡散されている、「菅野完さんではないか」と言われている「入れ墨画像」がこちらです。
しかし、結論から申しあげると、菅野完さん本人、または本当の入れ墨ではない可能性が高いです。
その根拠を3つのポイントから説明します。
理由① 本人が入れ墨を否定している
まず大前提として、菅野完さん本人がSNS上で
「これは自分ではない」
と明言しています。
ですので別人の可能性や、第三者による印象操作や合成の可能性が非常に高そうです。
理由② 他の写真には刺青が写っていない
さらに、菅野完さんの過去のTシャツ姿や半袖姿の写真を確認しても、左腕に入れ墨は一切見られません。
こちらの石垣のりこ議員とのツーショット写真でも

出典:https://www.jprime.jp/articles/-/20911?page=5
こちらのハンスト中に撮影された写真でも

出典:https://hbol.jp/232736/dsc_0026-3/
左腕に入れ墨はありませんでした。
理由③ 政治家の秘書として不自然すぎる
菅野完さんは立憲民主党・石垣のりこ議員の私設秘書を務めていた過去があります。
公の立場で活動していた人物が、堂々と刺青を入れて秘書業務をしていたと考えるのは、かなり不自然です。

もちろん、刺青の有無が即アウトとは言えませんが、政治家の秘書という立場上、信頼感やイメージは重要ですよね。
整形で刺青を消すことはできる?
ネットでは「菅野完は入れ墨を消したのでは?」という声もあります。
この点については、美容整形で有名な高須クリニックの高須克弥院長が、X(旧Twitter)で以下のように回答しています。
「刺青部分の皮膚をすべて剥ぎ取り、臀部や背部の皮膚を薄く取って植皮します。刺青は全て消えます。」
つまり、技術的には完全に除去することも可能ということですね。
ただし、それには大きな費用とダウンタイム、そして傷痕が残るというリスクを伴います。
また、整形を行ったという確かな証拠や本人の証言は一切存在しません。



ネットの反応
入れ墨疑惑に対しては、ネット上でもさまざまな意見が見られます。
ただ、証拠のない情報が独り歩きしてしまうのは、決してよいことではありません。



まとめ
今回は「菅野完 入れ墨」疑惑について、事実関係を調べてみました。
あらためてポイントを整理すると…
✔ 本人が入れ墨画像を否定している
✔ 他の画像では刺青が見当たらない
✔ 秘書経歴を持つ立場上、刺青説は不自然
✔ 整形で消せる可能性はあるが証拠はなし
これらの点から考えると、ネットで拡散されている刺青画像はそもそも別人か、“コラージュ”のような合成された写真である可能性が非常に高いといえます。
ネットの憶測が先走ることで、事実とは異なる情報が「真実」のように拡散されることもあるので注意しましょう。
なお、本記事は、特定の人物を擁護する意図ではなく、あくまで中立的な視点で情報整理を行った内容です。


