2025年現在、保守系メディアや講演会などで急速に注目を集めている人物が、著述家の近藤倫子(こんどうりんこ)さんです。
YouTube番組『デイリーWiLL』への出演をきっかけに話題となり、「保守系思想を語る女性論客」として名前を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、「そもそも近藤倫子って何者?」「どんな経歴があるの?」「日本保守党やWILLとの関係は?」と疑問に思う人も少なくありません。

この記事では、近藤倫子さんのプロフィールをwiki風にわかりやすく整理しながら、保守界隈での立ち位置や思想的な特徴、注目されるようになった背景まで、丁寧に解説していきます。
近藤倫子は何者?wiki風プロフィールまとめ


出典:https://www.instagram.com/p/DF853jlzoxM/
まずは、近藤倫子さんの人物像について、プロフィールをwiki風に整理してみましょう。
本名・生年月日・出身地
本名:近藤倫子(こんどう りんこ)
生年月日:1975年11月18日(現在49歳)
出身地:東京都新宿区(育ちは三鷹市)
SNS上では別名「山中倫子」として活動していたこともあるようです。
インスタグラムには以下のような自己紹介文がありました。


出典:https://www.instagram.com/kondorinko/
皇統(父系男系)を守る国民連合の会理事
LGBT と多様性を考える会事務局長
公財日本国防協会広報部普及委員
子育てを通して育む愛国心を提唱
愛猫家(引用:https://www.instagram.com/kondorinko/)
学歴と心理学との関わり
近藤倫子さんは、日本女子大学の通信教育課程 家政学部児童学科を2024年9月に卒業しています。
なお、卒業前からも発達心理学に基づく主張をメディアや動画内で展開しており、これが後にネット上で一部批判を招く原因ともなりました。



学位としては「学士(家政学)」を取得していますが、臨床心理士や臨床発達心理士といった国家資格・専門資格の保有については公表されていません。
職歴と活動スタートの経緯


出典:https://www.instagram.com/p/DD7UST8TtcM/
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元江東区児童家庭支援士として、子育て支援や家庭支援に従事
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自身も3人の娘の母親であり、家庭での教育や愛国心の育成を主張
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合同会社「猫の手」代表社員を務めていた過去もあり
2023年頃から、保守系メディアへの出演をきっかけに、言論活動を本格化。
特にYouTube番組『デイリーWiLL』や『虎ノ門ニュース』、雑誌『月刊WiLL』などでの発言が注目を集めました。
主な肩書きと所属団体
現在は「著述家・講演家・思想家」として活動し、以下の保守系団体に関わっています。
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皇統を守る国民連合の会(理事)
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LGBTと多様性を考える会(事務局長)
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公益財団法人 日本国防協会(普及委員)
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勝兵塾、伊勢麻振興協会 など
「家庭こそが国防の起点である」という立場から、「内なる国防」や「家庭で育む愛国心」といった独自の視点で活動しています。



近藤倫子の思想と発言スタイル|なぜ保守層から注目された?


出典:https://www.instagram.com/p/DEop6ZBz5-A/
ここからは、近藤倫子さんの思想や発信スタイルについて見ていきましょう。
近藤倫子さんの思想は、伝統的な家族観・保守的価値観・国防意識の教育といったテーマを軸に構成されています。
「選択的夫婦別姓」や「ジェンダー教育」への反対意見も多く、いわゆるリベラル思想とは距離を置いている立場です。
「内なる国防は家庭にあり」という思想
講演会などでもたびたび語られるのが「家庭こそが国防の出発点」という視点。
これは、家庭内で日本の歴史や文化、伝統的価値観を教え、国を愛する心を自然と育てることが、未来の社会を守る力になるという考え方です。
実際に近藤さんは、娘たちにも「八紘為宇(はっこういう)」の精神を家庭で伝えていると語っています。
YouTube『デイリーWiLL』や百田尚樹氏との関わり
近藤さんが一躍注目されたのは、YouTube番組『デイリーWiLL』への出演。
保守層に人気の作家・百田尚樹さんや、有本香さんの発言・性格について、発達心理学的視点から分析した内容が一部で話題となりました。
その中では「ギャングエイジ的」「チャムシップ的」「精神的に未熟」などの言葉が登場し、賛否両論の声が上がっています。



「デイリーWiLL」で炎上騒動
次に、注目された動画発言や炎上の経緯について、簡単に振り返ってみます。
発言がSNSで炎上、百田尚樹に提訴される
2025年3月18日公開の『デイリーWiLL』の動画での発言をきっかけに、「会ったこともない人物を勝手に分析するのは非常識では?」という意見が続出。
3月23日、百田尚樹さんは福永活也弁護士による主導で、近藤倫子さんを提訴することになりました。
さらに、3月24日には実業家の井川意高氏がXで厳しく批判。
なるほど
では
私が
彼女を分析して
差し上げましょう満たされない
承認欲求を拗らせ
抑えきれない
自己愛を制御出来ない
自己愛性人格障害
かつ
相手に
自分の要求が通らないと
粘着執着しながら
それでいて
その相手に
認めてもらいたいという
気持ちの裏返しで
相手の人格批判を繰り返しつつ… https://t.co/81XG1HqEXJ— 井川 意高 サブアカ改め本アカ (@IkawaMototaka) March 24, 2025
コメント欄では、
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「専門家でもないのに人格分析は危険」
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「学位や資格はあるの?」
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「心理学の使い方に違和感」
といった声が目立ちました。
近藤倫子の反論と釈明
近藤さんも3月23日、自身のXで以下のように投稿。
デイリーWiLL内での発言に関する私の考えは、デイリーWiLL内で申し上げます。
こちらで言及することは致しません。
明日以降の配信でご確認下されば幸甚でございます。
なお、私は動画内で一度も「発達障害」とは申しておりません。#デイリーWiLL#近藤倫子— 近藤倫子 (@rk751118) March 23, 2025
「動画内で一度も“発達障害”とは申しておりません」
「発言内容についてはデイリーWiLL内で申し上げます」
とし、自らの立場をあらためて強調しています。



まとめ
近藤倫子さんは、保守系メディアや団体を中心に活動する著述家・講演家であり、
その発言は「家庭」や「母親目線」から日本社会のあり方を問い直す、ユニークな切り口を持っています。
その一方で、専門性や表現の方法をめぐっては物議を醸す場面もあり、賛否両論が絶えません。
今後、発言の影響力が増すにつれ、より正確な知識と配慮が求められる局面も増えていきそうです。


