2025年3月24日、静岡県浜松市で小学生4人の自転車の列に軽トラックが突っ込むという痛ましい事故が発生しました。
この事故により、小学2年生の石川琴陽(こはる)さん(8歳)が死亡し、姉の石川薫さん(10歳)は意識不明の重体。
他にも2人の女児が軽傷を負いました。
運転していたのは、浜松市中央区協和町に住む農業・古橋昭彦容疑者(78歳)。
高齢ドライバーによる事故というだけでなく、地域住民からは「人格者」とも評されていた古橋容疑者に一体何があったのか?
そして気になる「家族構成」や「SNS」、「事故の原因」についても詳しく調査しました。

古橋昭彦容疑者とは?浜松の事故概要まとめ
まずは事件の概要を簡単におさらいしておきましょう。
坂道のカーブで軽トラックが突っ込む
事故が発生したのは、浜松市動物園の正面ゲートから南に約130メートルほどの市道。
片側1車線で、軽くカーブのついた下り坂となっており、地元では「交通量が多い場所」として知られています。
警察の発表によると、小学生4人は自転車に乗り、路側帯を並んで走っていたところ、後ろから軽トラックが追突。
この事故で小学2年の石川琴陽さんが死亡、姉の薫さんも重体に。
さらに別の女児2人もけがを負いました。
軽トラックの運転手だった古橋昭彦容疑者はその場で現行犯逮捕されました。
事故当時の記憶は「ない」と供述
古橋昭彦容疑者は取り調べに対して「ぶつかったのは間違いない」と認めつつも、「なぜぶつかったのかはわからない」「事故当時の記憶がない」と供述しているとのこと。
警察は今後、過失運転致死傷の容疑に切り替えて捜査を進めると同時に、健康状態の検査も行う方針です。



古橋昭彦容疑者の家族(息子・娘)は?
事故の加害者として報じられた古橋昭彦容疑者。
近隣住民の証言や報道によれば、どのような人物で、どんな家庭環境だったのでしょうか?
代々農家の家系で、町内会のまとめ役だった
古橋昭彦容疑者は静岡県浜松市中央区協和町に住む、代々農家の家に生まれた人物。
近隣住民によると、容疑者は代々続く農家の家に育った。親戚の男性は「誰にでもあいさつするような人だった」と言葉少なだった。
(引用:https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/618016)
農業ということですが、菊などの栽培をしていたようです。
古橋容疑者を知る80代の男性は「菊などを栽培し、真面目に仕事をしていた。軽トラックを運転して農業用ハウスに向かう様子をよく見ていた。農業をする上で軽トラックは必要だったのだと思う。これまでに事故を起こしたという話は聞いたことがなく、子どもをはねたと聞いてがっくりした」と話していました。
(引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250324/k10014759041000.html)
また、かつては町内会の取りまとめ役を務めていたこともあり、地域では「誰にでも挨拶をする穏やかな人」として知られていたようです。
容疑者は数年前まで町内会のまとめ役を担い、別の知人は「人格者のイメージを持っていた」と語った。
(引用:https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/618016)
近所の知人は古橋昭彦容疑者について「人格者という印象だった」と語っています。
事故のニュースを聞いて驚いた人も多かったのではないでしょうか?
最近は体調に不安も?薬を複数服用していた
直近では「顔がむくんでいた」「薬を何種類も飲んでいると話していた」という声もあり、古橋昭彦容疑者は加齢に伴う健康不安があった可能性も浮上しています。
中学時代から知る近所の男性(82)は「数カ月前に会った時、薬を何種類も飲むようになったと聞いた。顔がむくみ、元気がなさそうだった」と心配そうに話した。
(引用:https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/618016)
古橋昭彦容疑者の家族についての詳細は明らかにされていません。
しかし、高齢であることから、子ども(息子・娘)や孫がいる年齢と推測されます。



古橋昭彦のFacebookや顔画像はある?
高齢者による重大事故のたびに注目されるのが、加害者の顔画像やSNSの有無です。
顔画像は現時点で公開なし
2025年3月25日時点で、古橋昭彦容疑者の顔写真はテレビやネットニュースでは報道されていません。
逮捕時の映像もなく、顔が写った目撃写真も確認されていないため、情報が少ない状況です。
FacebookなどのSNSアカウントは?
FacebookやX(旧Twitter)、Instagramなども調査されましたが、本人と特定できるアカウントは現時点では見つかっていません。
名前の一致は複数確認されているものの、古橋昭彦容疑者は78歳という年齢。
SNSに積極的だった可能性は低いと考えられます。



事故原因は?高齢ドライバー問題の深刻さ
今回の事故は、個人の過失にとどまらず、社会的課題としての「高齢者の免許保持」が改めて議論されるきっかけとなっています。
現場にはブレーキ痕がなく、本人も「記憶がない」と話していることから、突発的な意識喪失や操作ミスが疑われています。
農業を続ける上で軽トラの運転が必要だったという事情は理解できますが、それでも命を奪う事故を防ぐ体制づくりが求められます。



まとめ
古橋昭彦容疑者は、地域で信頼されていた高齢の農業従事者でした。
しかし、健康不安や加齢による判断力の低下が、取り返しのつかない事故につながってしまいました。
家族や地域、そして社会全体が「まだ大丈夫」を見過ごさない意識を持つことが、同じ悲劇を防ぐカギになるのではないでしょうか。
一日も早く、重体の女児の回復を祈るとともに、亡くなった琴陽さんのご冥福を心よりお祈りいたします。